chromonicci
レーベル Good Society Phuture Collective
ワシントン在住のプロデューサー兼ボーカリスト。
ほとんど情報がないのですが、chill hop 的な楽曲を作ってます。
chill hop は色々な解釈がありますが、ヒップホップのビートのドンシャリ感をなくして、
コンプ感(低い音や高い音を圧縮する)を出したようなビートものなような気がしてます。
よくユーチューバーのBGMとかにつかわれてたりするアレです。
主にシンプルな構成のビートのインストものに軽くコーラスをのせて、聞きやすい感じです。
FREDFADES
ノルウェーを活動拠点としMPC2000XL、e-mu SP1200などを駆使して
LO-FIかつ、カラフルなサンプリングソースでビートを構築。
E-MU SP1200 後期
e-mu SP1200は1987年アメリカで発売のサンプリングタイム10秒くらいの12bitモノラルのビンテージサンプラー!
初期型、後期型ありますがどちらも高額(特に初期型)でビンテージのため中々手に入りません。。。
そのSP1200は特にエイリアスノイズが最高に気持ちいです。この機械でしかならない質感です。
AKAI MPC 2000XL
MPC2000XLは日本の会社AKAIの1999年発売の16bitステレオサンプラー。
サンプルを使用した機材を最初に開発したRoger Linnが設計したマシーンの廉価版的な感じですが、手に入りやすく使いやすいので人気です。
Roger Linnは機材が自動でドラムのタイミングを整えてくれるQuantize機能を1979年に開発した人です。
原始的な人工知能ですね。このころからAIがすでに音楽にかかわってきたのがわかります。
ドラムマシンのLM-1の生みの親で、この機材はPrinceなども使ってました。
この人がいなかったら多分音楽の歴史だいぶ変わってました。。。
話はそれましたが、E-MU SP1200でしかなしえないロービットを現代っぽく、耳触りのいいローのコンプ感とMPC2000XLでビートを揺らしてます。
ILLA J、Ivan Ave、Mndsgnなどあらゆる方面の様々なアーティストとコラボしてます。
最近ではFreddie Joachim(PRO ERAなどの楽曲提供してるプロデューサー)と共演してました。
Ivan Ave / Squint (pro.Fredfades,Mndsgn)
やっぱりハードウェアの機材をつかってビート作るとビートに人間らしいグルーヴでますよね!
今回はこの2曲。
次回Donny Hathawayの娘、Lalah Hathaway特集!!