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Music 音楽コラム
2020.12.17

最近よく聞いてるBeat Makerとか機材とか

chromonicci

レーベル Good Society Phuture Collective

ワシントン在住のプロデューサー兼ボーカリスト。

ほとんど情報がないのですが、chill hop 的な楽曲を作ってます。

chill hop は色々な解釈がありますが、ヒップホップのビートのドンシャリ感をなくして、

コンプ感(低い音や高い音を圧縮する)を出したようなビートものなような気がしてます。

よくユーチューバーのBGMとかにつかわれてたりするアレです。

主にシンプルな構成のビートのインストものに軽くコーラスをのせて、聞きやすい感じです。

chromonicci / HELLO

chromonicci / Simply Put.

 

 

 

 

 

 

FREDFADES

ノルウェーを活動拠点としMPC2000XL、e-mu SP1200などを駆使して

LO-FIかつ、カラフルなサンプリングソースでビートを構築。

E-MU SP1200 後期

e-mu SP1200は1987年アメリカで発売のサンプリングタイム10秒くらいの12bitモノラルのビンテージサンプラー!

初期型、後期型ありますがどちらも高額(特に初期型)でビンテージのため中々手に入りません。。。

そのSP1200は特にエイリアスノイズが最高に気持ちいです。この機械でしかならない質感です。

AKAI MPC 2000XL

MPC2000XLは日本の会社AKAIの1999年発売の16bitステレオサンプラー。

サンプルを使用した機材を最初に開発したRoger Linnが設計したマシーンの廉価版的な感じですが、手に入りやすく使いやすいので人気です。

Roger Linnは機材が自動でドラムのタイミングを整えてくれるQuantize機能を1979年に開発した人です。

原始的な人工知能ですね。このころからAIがすでに音楽にかかわってきたのがわかります。

ドラムマシンのLM-1の生みの親で、この機材はPrinceなども使ってました。

この人がいなかったら多分音楽の歴史だいぶ変わってました。。。

 

話はそれましたが、E-MU SP1200でしかなしえないロービットを現代っぽく、耳触りのいいローのコンプ感とMPC2000XLでビートを揺らしてます。

ILLA J、Ivan Ave、Mndsgnなどあらゆる方面の様々なアーティストとコラボしてます。

最近ではFreddie Joachim(PRO ERAなどの楽曲提供してるプロデューサー)と共演してました。

Fredfades / Warmth

Ivan Ave / Squint (pro.Fredfades,Mndsgn)

やっぱりハードウェアの機材をつかってビート作るとビートに人間らしいグルーヴでますよね!

 

今回はこの2曲。

次回Donny Hathawayの娘、Lalah Hathaway特集!!

 

 

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